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ココスキDXトーク

香川×DX  井戸端トーク

香川×DX 井戸端トーク

高校生が立ち上げたNPO法人として、メディアでも大きく取り上げられた「香川活性化生徒の会」。その代表である白井さんから話を聞いてみたい!と「マイデジ」を運営する大澤代表との特別対談を企画しました。

ゲスト

NPO法人 香川活性化生徒の会 会長 白井 航介さん

NPO法人 香川活性化生徒の会 会長
地域活動に中学時代から取り組み、活動の円滑化と継続性のため、各団体などをまとめて法人化した。
その他、香川県生徒会協議会の設立や高松高校第145、146代生徒会長、全国生徒会大会の生徒実行委員などを務めてきた。

Z世代が感じる香川県

 

大澤 もともと白井さんがNPO法人を立ち上げるきっかけはなんだったんですか?

 

白井 最初のきっかけは授業でした。地域学習で色々な人たちと関わるのが楽しくて。中学生の頃から環境保全の小さな活動を始めたのですが、高校生になって結局ゴールは「地域活性化」だなと。他の学校でも小さな活動をしている人たちがいたので自分たちの学校という枠を超えて、ひとつになって活動していきたいとNPO法人を設立しました。

   

大澤 今回、私がまず白井さんに聞きたかったのが、今のZ世代、若い人たちにとって、香川という場所をどう感じているのかなって。

    

白井 四国の中では栄えている街ですし、生活しやすいですし、魅力的な街だなと思いますよ。観光資源も多いですし、逆にもっとその資源を活かすことはできないかな、とは感じています。

 

  

活動の根底にあるもの

   

大澤 これまで色々なイベントや活動をしてきたと思うんですけど、苦労していることなどはありますか?

  

白井 「地域活性化」と視野を広げて団体を作ったのはいいのですが、これまで独自に活動していた人たちを一つにまとめた感じなので、どこに焦点を当てるべきなのか悩んでいるところはありますね。観光なのか、清掃活動なのか、デジタル分野なのか。それぞれで活動しているところがあるので。

   

大澤 確かに、「うちはココが強い」という分野を持った方が一般的には分かりやすいかもしれないけれど、当社の場合は「ふるさとの愛とありがとうをかたちにする」という企業理念があって、色々な事業を展開していく中でも、「それはふるさとの愛とありがとうをかたちにしているのか?」という物差しを常に持つようにしています。

    

白井 「香川活性化生徒の会」は、学生が活動することに意味があると思っているので、自分もあと活動ができて数ヶ月。いかに次の世代につないでいくか、という課題もありますが、結局のところ、この団体が今後もなくならずに存在し続ける、ということが一番重要なのかなと考えています。

  

 

SNSが広げる可能性

   

大澤 今の世代の人が地域を盛り上げるために「デジタルの力」を活用するとしたら、どんなイメージですか?

   

白井 やはり一番影響力があるのはSNSです。自分たちの活動に対する情報発信なども、もっとSNSを使えば若い人たちにも届きやすいと思います。

   

大澤 SNSの種類によっては、見ている年齢層も違うけど。

   

白井 そうですね。たとえば、若い人たちへの定住促進だったらこのSNSだし、企業や大人に向けての発信だったら、こっちのSNSという使い分けが必要だと思います。

  

大澤 移住・定住の話でいくと、香川県は世帯数がそれほど減っていないのに、人口は減少しているんです。その社会構造を考えたとき、香川県の人口を増やすより、いかに関係人口を増やすかというアプローチも大切かなと。

   

白井 そこでもSNSによる発信が効果的だと思いますよ。若い世代の人たちが今、一番チェックしているメディアがSNSですから。

  

 

「楽しい」が原動力になる

 

白井 ちなみに企業や行政の方たちが、僕たち高校生に期待していることは何でしょうか?

   

大澤 高校生ならではの視点やアイデアというのは、企業や行政にとって商品やサービスの企画の「種」になる魅力はあるけれど、私自身としては、白井さんのように楽しみながら地域活動に関わる人をどんどん増やして欲しいなと思います。

 

白井 なかなか自分みたいな活動をしている人も少ないみたいですし、中には先生が頑張りすぎちゃうケースもあったりして…

  

大澤 大人になるちょっと手前の、柔軟で、自由な発想と行動力は、本当に眩しいくらい魅力的です。その純粋な想いのままで進んでいって欲しいなと思いますね。それにしても白井さんって、どんな幼少期を過ごしていたんですか?どうすれば、こんな立派な青年に育つんだろうという、親目線ですが(笑)。

   

白井 小学生の頃は探究活動という1年生から6年生まで年次に関係なく、一緒に活動するのが好きでしたね。あと自由研究でオオサンショウウオやカブトムガニについて調べたり…

  

大澤 好奇心旺盛なんですね。自分はから好きなものを発見して、そこに向かっていって、色々な人と関わるのが好きで・・まさに今の活動もそういうことですね。その気持ちのまま突き進んで欲しいです!

 

白井 ありがとうございます。頑張ります!